【内科・小児科】さくらファミリークリニック様 公式サイト制作 | イラストで「怖くない」病院を表現し、WEB予約数が倍増

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※掲載に関する注記 本プロジェクトはNDA(秘密保持契約)の関係上、実際のサイトを公開することができません。 そのため、**本記事内の画像および医院名は、実際の制作物のテイストや仕様を再現して作成した「ポートフォリオ用のサンプル」**となります。 施策のプロセスや成果数値は、実際のプロジェクトに基づきます。

項目内容
クライアントさくらファミリークリニック 様(※架空)
業種医療(内科・小児科・訪問診療)
サイト種別クリニック公式サイト(新規開業/リニューアル)
URL[非公開]
制作期間約2ヶ月
Lalabyte 編集部
Lalabyte 編集部
はじめてでもやさしいIT屋さん

初心者へ向けたIT×思考×キャリア設計の発信
挫折しない学習設計・努力の方向修正・仕事化支援
Web制作とデータ設計を武器に伴走します

制作の目的

新規開業(またはリニューアル)にあたり、地域住民の方々に「あそこなら安心して通えそうだ」という第一印象を与え、来院の心理的ハードルを下げることを最大の目的としました。


背景・課題

院長先生および事務長様より、以下の課題をヒアリングいたしました。

  • 課題1:「病院=怖い・冷たい」というイメージを払拭したい
    • 小児科も標榜しているが、病院特有の無機質な雰囲気を嫌がるお子様や親御さんが多い。
  • 課題2:電話対応の負担を減らしたい
    • 予約や問い合わせの電話が殺到すると、受付スタッフが窓口対応に集中できないため、Web予約への誘導を強化したい。
  • 課題3:幅広い世代に情報を届けたい
    • 赤ちゃん連れのママから高齢者まで、どの世代が見ても「自分たちが対象だ」と分かるようにしたい。

提案・制作のポイント

「家族のように、寄り添う医療」というコンセプトを体現するため、以下の施策を行いました。

1. デザイン:水彩画イラストで「ぬくもり」を表現

一般的なクリニックサイトでよくある「白衣の医師の写真」や「院内設備写真」をメインにするのではなく、あえて**「水彩画タッチのイラスト」**をメインビジュアルに採用しました。

  • 色彩心理: 桜色(ピンク)と温かみのあるオレンジを基調とし、緊張感を和らげる配色に。
  • イラストの意図: 医師、看護師だけでなく、お年寄りから子供まで「三世代の家族」を描くことで、「家族みんなのかかりつけ医」であることを視覚的に伝えました。

2. UI/UX設計:迷わせない予約導線

患者様が最も求めている情報は「予約」と「アクセス」です。 PC・スマホを問わず、「WEB予約はこちら」というCTAボタンをファーストビューの最も目立つ位置に配置。色は温かみがありつつも目を引く濃いピンクを採用し、クリック率(CTR)を高める設計にしました。

3. コンテンツ:高齢者にも優しい可読性

ご高齢の患者様も多いため、文字サイズは標準よりやや大きめに設定。専門用語を極力使わず、「診療案内」「医師紹介」などのメニュー名も、英語と日本語を併記して直感的に分かるように配慮しました。


制作後の成果

公開から3ヶ月後、以下のような成果が出ています。

  • 定量的成果:
    • 新患の約60%が「WEB予約」経由となり、受付の電話対応時間が大幅に削減された。
    • 地域の小児科競合と比較して、サイト滞在時間が平均1分以上長くなった(親しみやすさによる効果)。
  • お客様の声:
    • 「患者様から『ホームページの絵が可愛くて、優しそうな先生だと思ったので来ました』と言っていただけました。病院嫌いのお子さんも怖がらずに来てくれて、デザインの力を実感しています。」

担当領域・制作環境

  • 担当範囲: サイト設計 / デザイン / イラストディレクション / コーディング / 予約システム連携
  • 使用ツール: Figma / Photoshop / VS Code
  • 使用言語・技術: HTML5 / CSS3(SCSS) / JavaScript / WordPress / 外部予約システム埋め込み

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